【タイ語単語学習】
症状;兆候 – อาการ
目標単語
- タイ語: อาการ
- 日本語: 症状、兆候、容態、様子
- 英語: symptom, sign, condition (of illness), state
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): アーガーン
- 発音記号(学習者向け): aa-kaan
- 声調: 中声 → 中声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「อาการ (aa-kaan)」は、主に病気や体の不調における「症状」を指す際に最も一般的に使われる単語です。熱、痛み、倦怠感など、体調の変化を示す具体的な徴候全般を意味します。 また、広義には何かが起こる前の「兆候」や「前兆」という意味でも使われますが、その場合も何か問題や変化の「サイン」というニュアンスが強いです。 さらに、人や物事の「容態」や「状態、様子」といった意味合いでも使われ、例えば「อาการดีขึ้น (aa-kaan dii khʉ̂n)」は「容態が良くなる」という意味になります。 単語自体は「อา (aa)」と「การ (kaan)」に分解できますが、全体として「อาการ」で一つの意味をなすため、語源を意識するよりはまとまりとして覚えるのが一般的です。
豊富な例文
- タイ語: เขาเป็นไข้และมีอาการปวดหัว.
- 発音(学習者向け): khao bpen khai lae mii aa-kaan bpuuat hua.
- 声調: 上昇声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声
- 日本語: 彼は熱があり、頭痛の症状があります。
- (補足): 「เป็นไข้ (bpen khai)」は「熱がある」。「ปวดหัว (bpuuat hua)」は「頭痛」。「มีอาการ (mii aa-kaan)」で「症状がある」という表現になります。
- タイ語: อาการของโรคนี้มีหลายอย่าง.
- 発音(学習者向け): aa-kaan khoong rôok níi mii laai yàang.
- 声調: 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 高声 → 低声 → 下降声
- 日本語: この病気の症状はいくつかあります。
- (補足): 「โรค (rôok)」は「病気」。「หลายอย่าง (laai yàang)」は「様々な種類、色々」という意味です。
- タイ語: นี่คืออาการเริ่มต้นของการเปลี่ยนแปลง.
- 発音(学習者向け): nîi keuu aa-kaan rôom-dtôn khoong gaan bplìan-bplaeng.
- 声調: 下降声 → 中声 → 中声 → 高声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 低声 → 低声
- 日本語: これは変化の初期兆候です。
- (補足): 「เริ่มต้น (rôom-dtôn)」は「始まり、初期」。「การเปลี่ยนแปลง (gaan bplìan-bplaeng)」は「変化」。「兆候」の意味での使用例です。
- タイ語: หลังจากกินยา อาการก็ดีขึ้นมาก.
- 発音(学習者向け): lãng-jàak gin yaa aa-kaan gôr dii khʉ̂n mâak.
- 声調: 下降声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 高声 → 高声
- 日本語: 薬を飲んだ後、容態はずっと良くなりました。
- (補足): 「หลังจาก (lãng-jàak)」は「〜の後」。「กินยา (gin yaa)」は「薬を飲む」。「ดีขึ้น (dii khʉ̂n)」は「良くなる」。「มาก (mâak)」は「とても」。病状の「容態」としての使用例です。
- タイ語: คุณหมอจะสอบถามอาการก่อนวินิจฉัย.
- 発音(学習者向け): khun-mɔ̌ɔ jà sɔ̀ɔp-tǎam aa-kaan gɔ̀ɔn wí-nít-chǎi.
- 声調: 中声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 低声 → 低声 → 上昇声
- 日本語: 医師は診断の前に症状を尋ねます。
- (補足): 「คุณหมอ (khun-mɔ̌ɔ)」は「お医者さん」。「สอบถาม (sɔ̀ɔp-tǎam)」は「尋ねる」。「วินิจฉัย (wí-nít-chǎi)」は「診断する」です。
関連語・派生語
- โรค (rôok): 病気。具体的な病気の名前を指します。
- อาการป่วย (aa-kaan bpùai): 病気の症状。より具体的に「病気」であるというニュアンスを強調したいときに使われます。「ป่วย (bpùai)」は「病気の、具合が悪い」。
- สัญญาณ (san-yaan): 信号、サイン、兆候。より広い意味での「兆候」や、具体的な合図・信号を指す場合に用いられます。「อาการ」が身体的・事象的な「兆候」に重点を置くのに対し、「สัญญาณ」は「サイン」全般に使えます。
- ภาวะ (paa-wá): 状態、状況。一般的な事柄や環境の「状態」を指す場合に多く使われます。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- อาการดีขึ้น (aa-kaan dii khʉ̂n): 症状が良くなる、回復する。
- อาการแย่ลง (aa-kaan yɛ̂ɛ long): 症状が悪化する、悪くなる。「แย่ (yɛ̂ɛ)」は「ひどい、悪い」。
- อาการหนัก (aa-kaan nàk): 重症、症状が重い。「หนัก (nàk)」は「重い」。
- มีอาการ (mii aa-kaan): 症状がある。「มี (mii)」は「ある、持っている」。
- แสดงอาการ (sa-dɛɛng aa-kaan): 症状を示す、現れる。「แสดง (sa-dɛɛng)」は「示す、表現する」。
学習のヒントと注意点
- 覚え方のコツ: 「อาการ」は、体調不良で「アー、缶詰しか食べられない体調だ」というような連想法で覚えることもできます。(※あくまで連想法の一例です)
- 発音と声調: 「อาการ (aa-kaan)」はどちらの音節も中声で発音します。中声は平坦な声調なので、日本語の通常のアクセントのように高低差をつけず、平らに発音することが重要です。特に「カーン」の部分で語尾を上げたり下げたりしないよう注意しましょう。
- 日本語話者が間違いやすい点: 日本語の「症状」は、病気だけでなく「社会問題の症状」のように抽象的な文脈でも使われますが、タイ語の「อาการ」は、人や動物の身体的な「症状」や、何か悪いことや問題の「兆候」として使われることがほとんどです。抽象的な「状態」や「状況」を指す場合は、「ภาวะ (paa-wá)」や「สภาพ (sa-pâap)」といった別の単語が使われることが多いです。
- 「容態」としての使用: 病院などで病人の容態を尋ねる際にも「อาการ」が使われます。「อาการเป็นยังไงบ้าง? (aa-kaan bpen yang-ngai bâang?)」で「容態はどうですか?」という意味になります。
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