【タイ語単語学習】
frighten : を怖がらせる – ทำให้กลัว
目標単語
- タイ語: ทำให้กลัว
- 日本語: を怖がらせる、怖がらせる
- 英語: to frighten, to scare
基本情報
- 品詞: 動詞句
- 発音(カタカナ近似): タム ハイ グルア
- 発音記号(学習者向け): tam hâi glua
- 声調: 中声 → 下降声 → 中声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「ทำให้กลัว (tam hâi glua)」は、「作る、する」を意味する「ทำ (tam)」と「〜させる、〜のために」という使役や目的を表す「ให้ (hâi)」、そして「怖い、恐れる」を意味する「กลัว (glua)」が組み合わさった動詞句です。直訳すると「怖がるようにさせる」となり、結果として「〜を怖がらせる」という意味で使われます。
このフレーズは、誰かや何かが、別の人や動物などを恐怖の状態に陥らせる場合によく用いられます。原因となる行為者とその行為によって怖がらせられる対象が存在する構図です。
豊富な例文
- タイ語: เสียงนั้นทำให้ผมกลัว
- 発音(学習者向け): sǐang nán tam hâi pǒm glua
- 声調: 上昇声 → 高声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 中声
- 日本語: その音は私を怖がらせた。
- (補足): 「เสียง (sǐang)」は「音」、「นั้น (nán)」は「その」。「ผม (pǒm)」は男性が自分を指す「私」。
- タイ語: เขาเล่าเรื่องผีทำให้พวกเรากลัว
- 発音(学習者向け): kǎo lâo rʉ̂ang pĕe tam hâi pûak rao glua
- 声調: 上昇声 → 下降声 → 下降声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 高声 → 中声
- 日本語: 彼は幽霊の話で私たちを怖がらせた。
- (補足) 「เล่า (lâo)」は「話す、物語る」、「เรื่องผี (rʉ̂ang pĕe)」は「幽霊の話」。「พวกเรา (pûak rao)」は「私たち」。
- タイ語: อย่าทำให้ผมกลัว!
- 発音(学習者向け): yàa tam hâi pǒm glua!
- 声調: 下降声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 中声
- 日本語: 私を怖がらせないでください!
- (補足): 「อย่า (yàa)」は「〜するな」という禁止を表す助動詞で、命令文の前に置かれます。
- タイ語: หนังเรื่องนั้นทำให้เด็กๆ กลัว
- 発音(学習者向け): nǎng rʉ̂ang nán tam hâi dèk dèk glua
- 声調: 上昇声 → 下降声 → 高声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 中声
- 日本語: その映画は子供たちを怖がらせた。
- (補足): 「หนัง (nǎng)」は「映画」、「เด็กๆ (dèk dèk)」は「子供たち(複数形や強調)」。
- タイ語: หน้าตาของเขาทำให้ผมกลัวนิดหน่อย
- 発音(学習者向け): nâa dtaa kɔ̌ng kǎo tam hâi pǒm glua nít nɔ̀i
- 声調: 下降声 → 中声 → 上昇声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 短促 → 下降声
- 日本語: 彼の顔は私を少し怖がらせた。
- (補足): 「หน้าตา (nâa dtaa)」は「顔つき、容貌」。「ของ (kɔ̌ng)」は所有を表す助詞。「นิดหน่อย (nít nɔ̀i)」は「少し、ちょっと」。
関連語・派生語
- กลัว (glua): 怖い、恐れる(形容詞/自動詞)
- ตกใจ (dtòk jai): 驚く、びっくりする(自動詞。怖くて驚くニュアンスも含む)
- น่ากลัว (nâa glua): 恐ろしい、怖い、不気味な(「〜しがたい」という意味の「น่า」と「กลัว」の組み合わせで、「恐れられるべき」というニュアンス)
- ความกลัว (kwaam glua): 恐怖、恐れ(名詞。「ความ」を前につけて形容詞を名詞化)
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ทำให้กลัวผี (tam hâi glua pĕe): 幽霊を怖がらせる
- ทำให้กลัวความสูง (tam hâi glua kwaam sǔung): 高所を怖がらせる(高所恐怖症にさせる)
- ทำให้กลัวการสอบ (tam hâi glua gaan sɔ̀ɔp): 試験を怖がらせる(試験を恐れるようにさせる)
学習のヒントと注意点
- 構成要素を理解する: 「ทำ (tam)」(する)+「ให้ (hâi)」(〜させる)+「กลัว (glua)」(怖い)という3つの単語の組み合わせであることを理解すると、意味を掴みやすくなります。特に「ทำ…ให้…」は使役の構文として非常に重要なので、この機会に覚えましょう。
- 声調の正確さ: 各音節の声調(中声 → 下降声 → 中声)を正確に発音することが重要です。特に「ให้ (hâi)」は音が下降し、最後に喉が閉まるように止まる「マイクをオフにするような音」になります。
- 「กลัว (glua)」の発音:
- 日本語の「ク」ではなく、濁った「グ」に近い音で始まります。
- 「r」の音は発音されません。L音は日本語の「ル」よりも舌を上顎にあまりつけずに発音するイメージです。
- 最後に「ア」の口を大きく開ける母音が来ます。
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