【タイ語単語学習】
信じる – เชื่อ
目標単語
- タイ語: เชื่อ
- 日本語: 信じる
- 英語: to believe, to trust
基本情報
- 品詞: 動詞
- 発音(カタカナ近似): チュア(「チ」と「チュ」の中間のような音から「ア」へ)
- 発音記号(学習者向け): chʉ̂a
- 声調: 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「เชื่อ」は、何かを真実だと受け入れること、または誰かを信頼することを意味する、タイ語の基本的な動詞です。事実、情報、人の言葉、宗教的な信仰など、幅広い対象に使うことができます。 日本語の「信じる」とほぼ同義で、最も一般的に使われます。
豊富な例文
- タイ語: ฉันเชื่อคุณ
- 発音(学習者向け): chǎn chʉ̂a khun
- 声調: 上昇声 → 上昇声 → 中声
- 日本語: 私はあなたを信じます。
- (補足): 「ฉัน」(chǎn) は「私」(女性または親しい間柄の男性が使う)。「คุณ」(khun) は「あなた」。
- タイ語: ฉันไม่เชื่อที่เขาพูด
- 発音(学習者向け): chǎn mâi chʉ̂a thîi kháo phûut
- 声調: 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 低声
- 日本語: 彼の言うことは信じられません。
- (補足): 「ไม่」(mâi) は否定を表す助詞。「ที่」(thîi) は関係代名詞のように使われます。「เขา」(kháo) は「彼/彼女」。「พูด」(phûut) は「話す」です。
- タイ語: คุณเชื่อในพระเจ้าไหม
- 発音(学習者向け): khun chʉ̂a nai phrá jâo mái
- 声調: 中声 → 上昇声 → 中声 → 高声 → 上昇声 → 上昇声
- 日本語: あなたは神を信じますか?
- (補足): 「ใน」(nai) は「〜の中に、〜において」という意味の前置詞。「พระเจ้า」(phrá jâo) は「神」。「ไหม」(mái) は疑問を表す助詞です。
- タイ語: ข่าวนี้เชื่อถือได้ไหม
- 発音(学習者向け): khàao níi chʉ̂a thʉ̌ʉ dâai mái
- 声調: 低声 → 高声 → 上昇声 → 上昇声 → 下降声 → 上昇声
- 日本語: このニュースは信用できますか?/信じるに足るものですか?
- (補足): 「เชื่อถือ」(chʉ̂a thʉ̌ʉ) は「信頼する、信用する」という意味の複合動詞。「ได้」(dâai) は動詞の後ろで「〜できる」という可能性を表します。
- タイ語: เขาไม่ยอมเชื่อผม
- 発音(学習者向け): kháo mâi yɔɔm chʉ̂a phǒm
- 声調: 上昇声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 上昇声
- 日本語: 彼は私を信じてくれなかった。
- (補足): 「ไม่ยอม」(mâi yɔɔm) は「〜しようとしない、〜を拒否する」というニュアンス。「ผม」(phǒm) は「私」(男性が使う)。
関連語・派生語
- เชื่อใจ (chʉ̂a jai): 信用する、信頼する(「心」を意味する「ใจ」が付くことで、より深い信頼を表すことが多い)
- ความเชื่อ (khwaam chʉ̂a): 信仰、信念(「ความ」が付くことで名詞化されます)
- ไม่น่าเชื่อ (mâi nâa chʉ̂a): 信じられない、驚くべき(「น่า」は〜する価値がある、〜しそう。「ไม่น่า」は否定で「〜しそうにない」)
- น่าเชื่อถือ (nâa chʉ̂a thʉ̌ʉ): 信頼できる、信用できる(「ถือ」は「持つ、保つ」)
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- เชื่อฟัง (chʉ̂a fang): 言うことを聞く、従う(「聞く」を意味する「ฟัง」と組み合わせて)
- เชื่อมั่น (chʉ̂a mân): 確信する、自信がある(「มั่น」は「確かな、堅固な」)
- เชื่อถือ (chʉ̂a thʉ̌ʉ): 信用する、信頼する(上記関連語にもあるが、コロケーションとしても重要)
- เชื่อเรื่อง (chʉ̂a rʉ̂ang): (話や事柄を)信じる
- เชื่อหรือไม่ (chʉ̂a rʉ̌ʉ mâi): 信じるか信じないか、信じようと信じまいと(「รือ」は「〜か否か」の意)
学習のヒントと注意点
- 発音と声調:
เชื่อ
の「ช」(ch) の音は、日本語の「チャ、チュ、チョ」よりも少し強く、舌先を上顎の歯茎に近づけて出す破擦音です。母音「ือ」(ʉa) は日本語にはない音で、「ウ」の口の形で「イ」と「ア」の中間のような音を出すイメージです。声調は上昇声なので、低めの音から始めて、ぐっと高く上げて発音します。 - 間違いやすい点:
- 日本語の「チュア」という音に似ているため、唇を丸めすぎたり、舌の位置が奥になりすぎたりすると、タイ語の正しい音になりません。口を左右に少し広げるイメージで発音練習すると良いでしょう。
- 声調を正確に発音しないと、例えば「ชื่อ」(chʉ̂ʉ – 名前、下降声) のように全く異なる単語に聞こえてしまう可能性があります。特に上昇声は、低く始まり高く終わることを意識してください。
- 連想法: 「チューッ(吸う)と真実を吸収して信じる」というように、音と意味を組み合わせた簡単な連想法を試してみてください。
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