inform : に知らせる;情報を提供する|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

inform : に知らせる;情報を提供する – บอก

目標単語

  • タイ語: บอก
  • 日本語: 伝える、教える、言う、知らせる
  • 英語: to tell, to inform, to say, to teach

基本情報

  • 品詞: 動詞
  • 発音(カタカナ近似): ボーク
  • 発音記号(学習者向け): bɔ̀ɔk
  • 声調: 低声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「บอก (bɔ̀ɔk)」は、何かを「伝える」「教える」「言う」といった基本的な意味を持つ動詞です。情報や知識を相手に渡す、あるいは自分の意見や意図を表現する際に広く使われます。日本語の「知らせる」のニュアンスもこの単語で表現できます。日常会話からビジネスシーンまで、非常に汎用性が高い単語です。 単語自体は単独の動詞であり、分解可能な要素はありません。

豊富な例文


  • タイ語: ช่วยบอกเบอร์โทรศัพท์หน่อยครับ/ค่ะ
  • 発音(学習者向け): chûuay bɔ̀ɔk bəə thoo-rá-sàp nɔ̀ɔy khráp/khâ
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声 → 上昇声 → 高声/低声
  • 日本語: 電話番号を教えてください。
  • (補足): 「ช่วย (chûuay)」は「〜してください」と依頼する際の丁寧な助動詞。「หน่อย (nɔ̀ɔy)」は「少し」という意味で、依頼をより柔らかくします。

  • タイ語: เธอไม่บอกความจริงกับฉัน
  • 発音(学習者向け): təə mâi bɔ̀ɔk kwaam jing gàp chǎn
  • 声調: 中声 → 下降声 → 低声 → 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声
  • 日本語: 彼女は私に本当のことを言わなかった/知らせなかった。
  • (補足): 「ความจริง (kwaam jing)」は「真実、本当のこと」。「กับ (gàp)」は「〜と」という意味で、ここでは相手を示しています。

  • タイ語: กรุณาบอกเวลาประชุมให้เขาด้วย
  • 発音(学習者向け): grà-rú-naa bɔ̀ɔk wee-laa pra-chum hâi káo dûuay
  • 声調: 低声 → 高声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 上昇声
  • 日本語: 彼に会議の時間を知らせてください。
  • (補足): 「กรุณา (grà-rú-naa)」は「〜してください」の丁寧な依頼。「ด้วย (dûuay)」は「〜も、〜と一緒に」の意味ですが、ここでは依頼のニュアンスを強めます。

  • タイ語: ช่วยบอกทางไปสถานีรถไฟได้ไหมครับ/คะ
  • 発音(学習者向け): chûuay bɔ̀ɔk taang bpai sà-thǎa-nii rót-fai dâi mái khráp/khá
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 上昇声 → 高声/低声
  • 日本語: 駅へ行く道を教えてもらえますか?
  • (補足): 「ทาง (taang)」は「道」。「ไป (bpai)」は「行く」。「สถานีรถไฟ (sà-thǎa-nii rót-fai)」は「駅」。「ได้ไหม (dâi mái)」で「〜できますか?」と尋ねる表現です。

  • タイ語: ฉันยังไม่ได้บอกเขาเรื่องนี้เลย
  • 発音(学習者向け): chǎn yang mâi dâi bɔ̀ɔk káo rʉ̂ʉang níi ləəi
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 低声 → 下降声 → 下降声 → 高声 → 中声
  • 日本語: 私は彼にまだこのことを知らせていない。
  • (補足): 「ยัง…เลย (yang…ləəi)」で「まだ〜していない」という強調された否定。「ไม่ได้ (mâi dâi)」は「〜していない(できなかった)」という否定。

関連語・派生語

  • แจ้ง (jɛ̂ɛng): 通知する、報告する(より公式な状況や、明確な情報伝達に適しています)
  • เล่า (lâo): 話す、物語る(詳細な話や経験を伝える際に使われます)
  • บอกเล่า (bɔ̀ɔk lâo): 語り聞かせる、説明する(「บอก」と「เล่า」の複合語で、より丁寧に説明するニュアンス)
  • บอกกล่าว (bɔ̀ɔk glàao): 知らせる、通告する(公式な通告や声明に使われることがあります)
  • บอกให้รู้ (bɔ̀ɔk hâi rúu): 知らしめる、教えてあげる(「บอก」に「〜を知る」を表す「รู้ (rúu)」を付け加えた表現)

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • บอกทาง (bɔ̀ɔk taang): 道を教える
  • บอกชื่อ (bɔ̀ɔk chʉ̂ʉ): 名前を教える
  • บอกเวลา (bɔ̀ɔk wee-laa): 時間を教える
  • บอกความจริง (bɔ̀ɔk kwaam jing): 本当のことを話す
  • บอกลา (bɔ̀ɔk laa): 別れを告げる
  • บอกรัก (bɔ̀ɔk rák): 愛を告白する

学習のヒントと注意点

  • 連想法: 「บอก (bɔ̀ɔk)」は、日本語の「ボク」という音に似ています。「ボクが君に、このことを教えてあげるよ!」と想像すると、意味と音が繋がりやすくなるかもしれません。
  • 発音・声調のポイント: 「บอก」の声調は低声です。日本語の「ボ」に近い音ですが、語末の「ก (gɔ̂ɔ gai)」は破裂音で、日本語の「ク」のように発音しきらずに、喉の奥で音を止めるようにします(不開放音)。
  • 日本語話者が間違いやすい点:
    • 語末の「ก (gɔ̂ɔ gai)」は、日本語の「ク」のように母音を伴って発音しがちですが、実際には「k」の音で息を止め、音を閉じます。
    • 低声は、日本語の通常の抑揚よりも少し低く、平坦に発音する意識が重要です。高くなったり、語尾が上がったりしないように注意しましょう。
    • 「言う」と「話す」の使い分け:「บอก」は「伝える」「教える」というニュアンスが強いです。一方、「พูด (pûut)」は「話す、しゃべる」という行為そのものに焦点が当たります。例えば、「タイ語を話す」は「พูดภาษาไทย (pûut phaa-sǎa Thai)」となり、「บอกภาษาไทย」とは言いません。使い分けに注意しましょう。

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