【タイ語単語学習】
表面,外見 – ผิว
目標単語
- タイ語: ผิว
- 日本語: 表面、肌、皮膚
- 英語: surface, skin
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): ピーウ
- 発音記号(学習者向け): phǐu
- 声調: 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
ผิว (phǐu)
は「表面」全般を指す非常に基本的なタイ語の単語です。人や動物の「肌」や「皮膚」を指すことが最も一般的ですが、テーブルや壁などの「物体の表面」や、果物の「皮」といった意味でも広く使われます。
文脈によっては「肌の色」や「肌質」といった「外見」の一部を指すニュアンスも持ちます。
豊富な例文
- タイ語: โต๊ะตัวนี้มีผิวเรียบเนียน
- 発音(学習者向け): dtó tuua níi mii phǐu rîap nian
- 声調: 中声 → 中声 → 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 中声
- 日本語: このテーブルの表面は滑らかです。
- (補足):
เรียบเนียน (rîap nian)
は「滑らかで均一な」という意味で、表面の状態を形容する際によく使われます。
- タイ語: เธอมีผิวสวย
- 発音(学習者向け): thəə mii phǐu sǔai
- 声調: 中声 → 中声 → 上昇声 → 上昇声
- 日本語: 彼女は肌が綺麗です。
- (補足):
สวย (sǔai)
は「美しい」という意味で、人や肌の美しさを形容します。
- タイ語: กรุณาปอกผิวผลไม้
- 発音(学習者向け): grà rú naa bpɔ̀ɔk phǐu phǒn lá mái
- 声調: 低声 → 高声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声 → 高声
- 日本語: 果物の皮を剥いてください。
- (補足):
ปอก (bpɔ̀ɔk)
は「剥く、皮をむく」という意味です。ここでは果物の「皮」としてผิว
が使われています。
- タイ語: ครีมกันแดดช่วยปกป้องผิวจากแสงแดด
- 発音(学習者向け): khriim gan dɛ̀ɛt chûai bpòk bpɔ̂ɔng phǐu jàak sɛ̌ɛng dɛ̀ɛt
- 声調: 中声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 高声 → 低声 → 下降声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 低声
- 日本語: 日焼け止めは肌を紫外線から守ります。
- (補足):
ครีมกันแดด (khriim gan dɛ̀ɛt)
は「日焼け止めクリーム」、ปกป้อง (bpòk bpɔ̂ɔng)
は「守る」、แสงแดด (sɛ̌ɛng dɛ̀ɛt)
は「日差し、紫外線」という意味です。
関連語・派生語
- ผิวหนัง (phǐu nǎng): 皮膚(生物学的な意味合いがより強く、医学用語としても使われます。)
- ผิวเผิน (phǐu phə̌ən): 表面的な、うわべだけの(
ผิว
とเผิน
「軽く触れる」の組み合わせで、物事を深く考えず表面だけを見る様子を表します。) - ผิวพรรณ (phǐu phan): 肌つや、顔色、見た目(人や物の肌の見た目や質を指す、より洗練された表現です。)
- พื้นผิว (phʉ́ʉn phǐu): 表面、地表(
พื้น
「土台、床」とผิว
の組み合わせで、地面や広い平らな面の表面を指します。) - ลอกผิว (lɔ̂ɔk phǐu): (肌などが)剥がれる、脱皮する(
ลอก
「剥がす」と組み合わせることで、皮が剥がれる動作を表します。)
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ผิวขาว (phǐu khǎao): 白い肌
- ผิวคล้ำ (phǐu khlám): 色黒の肌
- ผิวแห้ง (phǐu hɛ̂ɛng): 乾燥肌
- ผิวหน้า (phǐu nâa): 顔の表面、顔の肌
- ผิวสัมผัส (phǐu sǎm phàt): 手触り、触感 (文字通り「触れる表面」)
学習のヒントと注意点
- 連想法: 「肌がピーンとウルル!」→
ผิว
(phǐu) - 発音と声調のポイント:
ผิว
の頭子音「ผ (phɔ̌ɔ phʉ̂ng)」は、日本語の「パ」のように強い息を伴うのではなく、無気音の /ph/(息をあまり出さない「プ」) で発音します。意識的に空気を吐き出さないように練習すると良いでしょう。- 声調は上昇声です。音が低く始まり、ゆっくりと高く上がっていく声調で、まるで「え?何?」と聞き返すときの日本語のイントネーションに似ています。平坦な発音だと意味が通じにくくなる可能性があるため、特に注意して練習してください。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 日本語の「ピ」のように強く有気音で発音してしまうと、タイ語の別の単語に聞こえてしまう可能性があります。無気音を意識することが重要です。
- 上昇声調を正確に再現すること。低音から高温へのスムーズな移行がポイントです。最初は少し大げさに発音してみるのも有効です。
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