display : を示す, を発揮する, を展示[陳列]する|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

display : を示す, を発揮する, を展示[陳列]する – แสดง

目標単語

  • タイ語: แสดง
  • 日本語: 示す、表示する、発揮する、上演する、展示する
  • 英語: to show, to display, to perform, to exhibit, to demonstrate

基本情報

  • 品詞: 動詞
  • 発音(カタカナ近似): サデーン
  • 発音記号(学習者向け): sà-daeng
  • 声調: 低声 → 中声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

タイ語の「แสดง (sà-daeng)」は非常に汎用性の高い動詞で、「何かを見せる、示す、表示する」という基本的な意味から、能力や感情を「発揮する、表す」、映画や劇を「上演する」、商品を「展示する」など、幅広い文脈で使われます。 物理的なものを「見せる」だけでなく、抽象的な概念や感情を「示す」際にも用いられます。例えば、愛情(ความรัก)や意見(ความคิดเห็น)を「示す」場合も「แสดง」を使います。 この単語は、クメール語に由来すると言われており、タイ語では単一の単語として機能します。

豊富な例文


  • タイ語: เขาแสดงความสามารถพิเศษในการร้องเพลง
  • 発音(学習者向け): káo sà-daeng kwaam sǎa-mâat phís-èet nai gaan rɔ́ɔng-pleeng
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 上昇声 → 高声 → 低声 → 高声 → 高声 → 高声
  • 日本語: 彼は歌で特別な才能を発揮した。
  • (補足): 「ความสามารถ (kwaam sǎa-mâat)」は「能力、才能」、「พิเศษ (phís-èet)」は「特別な」。能力を「発揮する」という意味で「แสดง」が使われます。

  • タイ語: กรุณาแสดงตั๋วของคุณที่ทางเข้า
  • 発音(学習者向け): gà-rú-naa sà-daeng dtǔua kɔ̌ɔng kun tîi taang-kâo
  • 声調: 低声 → 中声 → 中声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 高声 → 高声 → 高声 → 上昇声
  • 日本語: 入口でチケットをお見せください。
  • (補足): 「ตั๋ว (dtǔua)」は「チケット」、「ทางเข้า (taang-kâo)」は「入口」。「見せる」「提示する」という意味での使用例です。

  • タイ語: บริษัทจะแสดงสินค้าใหม่ในงานแสดงสินค้า
  • 発音(学習者向け): bɔɔ-rí-sàt jà sà-daeng sǐn-káa mài nai ngaan sà-daeng sǐn-káa
  • 声調: 低声 → 中声 → 高声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 上昇声
  • 日本語: その会社は展示会で新製品を展示する予定です。
  • (補足): 「สินค้า (sǐn-káa)」は「商品」、「งานแสดงสินค้า (ngaan sà-daeng sǐn-káa)」は「展示会」。「展示する」という文脈で使われています。

  • タイ語: หนังเรื่องนี้กำลังแสดงอยู่ที่โรงภาพยนตร์
  • 発音(学習者向け): nǎng rʉ̂ʉang níi gam-lang sà-daeng yùu tîi roong pâap-pá-yon
  • 声調: 上昇声 → 高声 → 高声 → 高声 → 中声 → 低声 → 中声 → 低声 → 低声 → 高声 → 高声 → 高声 → 高声
  • 日本語: この映画は今、映画館で上映されています。
  • (補足): 「หนัง (nǎng)」は「映画」、「โรงภาพยนตร์ (roong pâap-pá-yon)」は「映画館」。「上映する」という動詞として使われています。

  • タイ語: เขาไม่ค่อยแสดงความรู้สึกออกมา
  • 発音(学習者向け): káo mâi kɔ̂i sà-daeng kwaam rúu-sʉ̀k ɔ̀ɔk-maa
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 高声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 上昇声 → 高声 → 低声 → 中声 → 中声
  • 日本語: 彼はあまり感情を表に出さない。
  • (補足): 「ความรู้สึก (kwaam rúu-sʉ̀k)」は「感情」。「感情を表す」という意味で「แสดง」が使われます。

関連語・派生語

  • จัดแสดง (jàt sà-daeng): (組織的に)展示する、陳列する。「จัด (jàt)」は「準備する、配置する」という意味で、「แสดง」と組み合わせることでより具体的な展示活動を指します。
  • โชว์ (choo): ショー、見せる、披露する。(英語の “show” に由来)「แสดง」よりもカジュアルな響きがあり、主にパフォーマンスや披露する行為に使われます。
  • แสดงผล (sà-daeng phǒn): 結果を表示する、効果を示す。「ผล (phǒn)」は「結果、成果」。
  • แสดงความคิดเห็น (sà-daeng kwaam kít-hěn): 意見を述べる、意見を表明する。「ความคิดเห็น (kwaam kít-hěn)」は「意見」。
  • แสดงความสามารถ (sà-daeng kwaam sǎa-mâat): 能力を発揮する。「ความสามารถ (kwaam sǎa-mâat)」は「能力」。
  • แสดงละคร (sà-daeng lá-kɔɔn): 劇を演じる、上演する。「ละคร (lá-kɔɔn)」は「劇、ドラマ」。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • แสดงความรัก (sà-daeng kwaam rák): 愛情を示す
  • แสดงความยินดี (sà-daeng kwaam yin-dii): お祝いの意を表す
  • แสดงความเสียใจ (sà-daeng kwaam sǐa-jai): 哀悼の意を表す、遺憾の意を示す
  • แสดงท่าทาง (sà-daeng tâa-taang): 身振り手振りをする、態度を示す
  • แสดงบทบาท (sà-daeng bòt-bàat): 役割を演じる

学習のヒントと注意点

  • ニーモニック: 「さ(サ)あ、でん(デーン)と構えて、みんなに自分の能力を『แสดง(示す)』ぞ!」と、声調と意味を結びつけて覚えることができます。
  • 発音と声調の注意点:
    • 「แสดง (sà-daeng)」の最初の音節「สระ (sà)」は、子音「ส (sɔ̌ɔ)」が高子音で、母音「ะ (a)」が短母音のため、低声になります。日本語の「サ」よりも低く発音を始めます。
    • 次の音節「ดง (daeng)」は、子音「ด (dɔɔ)」が中子音で、母音「แ-ง (ae)」が長母音のため、中声になります。
    • 全体として「低く始まり、中くらいの高さで終わる」という声調パターンを意識することが重要です。日本語話者は平坦に「サデーン」と発音しがちですが、これだと誤解される可能性があります。最初の音を意識して少し低めから発音する練習をしましょう。
  • 使い分けのヒント: 「แสดง」は非常に広範な意味を持つため、文脈で具体的にどのような行為を指しているのかを把握することが重要です。例えば、「แสดงละคร」であれば「劇を演じる」となり、「แสดงสินค้า」であれば「商品を展示する」となります。

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