【タイ語単語学習】
chemical – เคมี
目標単語
- タイ語: เคมี
- 日本語: 化学の, 化学的な
- 英語: chemical
基本情報
- 品詞: 名詞(形容詞的にも使用)
- 発音(カタカナ近似): ケーミー
- 発音記号(学習者向け): khee-mii
- 声調: 中声 → 中声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「เคมี (khee-mii)」は、日本語の「化学」にあたる言葉です。主に名詞として「化学」という学問分野や物質そのものを指しますが、「化学の」「化学的な」といった形容詞的な意味合いで他の名詞を修飾する際にも、そのままの形で使用されます。例えば、「化学物質」は「สารเคมี (sǎan khee-mii)」となり、「เคมี」が「สาร (物質)」を修飾しています。
この単語は、英語の “chemistry” や “chemical” に由来する借用語であり、近代的な学術分野の用語としてタイ語に導入され、広く使われています。そのため、発音も英語の音に比較的近いです。
豊富な例文
- タイ語: ปฏิกิริยาเคมี
- 発音(学習者向け): bpà-dtì-gì-rí-yaa khee-mii
- 声調: 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声
- 日本語: 化学反応
- (補足): 「ปฏิกิริยา (bpà-dtì-gì-rí-yaa)」は「反応」を意味します。「เคมี」が「反応」を修飾し、「化学の反応」となります。
- タイ語: สารเคมี
- 発音(学習者向け): sǎan khee-mii
- 声調: 上昇声 → 中声 → 中声
- 日本語: 化学物質、化学薬品
- (補足): 「สาร (sǎan)」は「物質、成分」を意味します。この組み合わせは非常に頻繁に使われます。
- タイ語: อุตสาหกรรมเคมี
- 発音(学習者向け): ùt-sǎa-hà-gam khee-mii
- 声調: 低声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声
- 日本語: 化学工業
- (補足): 「อุตสาหกรรม (ùt-sǎa-hà-gam)」は「工業、産業」を意味します。
- タイ語: เขาเรียนเคมีที่มหาวิทยาลัย
- 発音(学習者向け): káo rian khee-mii tîi má-hǎa-wít-thá-yaa-lai
- 声調: 上昇声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 高声 → 上昇声 → 低声 → 中声
- 日本語: 彼は大学で化学を学んでいる。
- (補足): 「เรียน (rian)」は「学ぶ」、「มหาวิทยาลัย (má-hǎa-wít-thá-yaa-lai)」は「大学」です。「เรียนเคมี」で「化学を学ぶ」となります。
- タイ語: ฉันแพ้สารเคมีบางชนิด
- 発音(学習者向け): chǎn pâae sǎan khee-mii baang chá-nít
- 声調: 上昇声 → 下降声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声
- 日本語: 私は特定の化学物質にアレルギーがあります。
- (補足): 「แพ้ (pâae)」は「アレルギーがある、負ける」という意味。「บางชนิด (baang chá-nít)」は「特定の種類、いくつかの種類」を意味します。
関連語・派生語
- วิทยาศาสตร์ (wít-thá-yaa-sàat): 科学(より広い学問分野や自然科学全般を指します)
- นักเคมี (nák khee-mii): 化学者(「นัก (nák)」は「~する人、専門家」を意味する接頭辞です)
- ห้องปฏิบัติการเคมี (hông bpà-dtì-bàt-gaan khee-mii): 化学実験室(「ห้องปฏิบัติการ (hông bpà-dtì-bàt-gaan)」は「実験室」)
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ปฏิกิริยาเคมี (bpà-dtì-gì-rí-yaa khee-mii): 化学反応
- สารเคมี (sǎan khee-mii): 化学物質、化学薬品
- อุตสาหกรรมเคมี (ùt-sǎa-hà-gam khee-mii): 化学工業
- เรียนเคมี (rian khee-mii): 化学を学ぶ
- ด้านเคมี (dâan khee-mii): 化学の分野、化学的な側面
学習のヒントと注意点
- ヒント: 「ケミカル」という英語の音に非常に似ているため、日本語話者にとっては覚えやすい単語です。タイ語は単音節の単語が多い中で、「เคมี」は2音節で、英語の「chemical/chemistry」に由来することを意識すると記憶に残りやすいでしょう。
- 発音:
- 「เ」の音は日本語の「エー」に近いですが、口を横に広げすぎず、少しリラックスした状態で発音するとタイ語らしい音になります。
- 「มี」の音は日本語の「ミー」に似ていますが、タイ語の「มี」は口をしっかり横に引き、長く発音する傾向があります。
- どちらの音節も中声なので、平坦な声調で発音します。高すぎず低すぎず、まっすぐな音を意識してください。
- 使い方: 日本語の「化学の」「化学的な」という形容詞的な意味で使う場合も、そのまま「เคมี」が他の名詞の後に続いてその名詞を修飾します。これは日本語の「化学反応」「化学物質」と同じ感覚で使えるため、比較的理解しやすいでしょう。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 声調: 「ケーミー」とカタカナで覚えると、無意識に日本語の抑揚(アクセント)をつけてしまいがちですが、タイ語では両方とも中声で発音するため、平坦な音を意識することが重要です。
- 母音の長さ: 「มี」の母音は少し長めに発音する傾向があるので、「ミ」と短くならないように注意しましょう。
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