【タイ語単語学習】
prove – พิสูจน์
目標単語
- タイ語: พิสูจน์
- 日本語: 証明する、立証する、判明する、確かめる、検証する
- 英語: prove, verify, attest, confirm
基本情報
- 品詞: 動詞
- 発音（カタカナ近似）: ピースート
- 発音記号（学習者向け）: pí-sùut
- 声調: 高声 → 低声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
この単語「พิสูจน์ (phí-sùut)」は、何か特定の事実や真実を、証拠や論理、実験などに基づいて明確に示し、それが正しいことを確認するという意味合いが強いです。「証明する」「立証する」というニュアンスが最も中心的で、科学的な検証、法的な立証、またはある主張の正しさを客観的に明らかにするような状況で頻繁に使われます。
「判明する」という文脈でも使われますが、単に「わかる」というよりは、「（検証の結果）～だと判明する」という、より確固とした結論に至るニュアンスを含みます。
単語の成り立ちとしては、พิ-(phí-) はサンスクリット語やパーリ語由来の接頭辞で「特別な、非常に、～に関する」のような意味合いを持つことがありますが、この場合はสูจน์ (sùut) と組み合わさって一つの動詞を形成しており、分解して意味を考えることは稀です。
豊富な例文
- タイ語: เขาไม่สามารถ พิสูจน์ ความบริสุทธิ์ของตัวเองได้
- 発音（学習者向け）: káo mâi sǎa-mâat phí-sùut kwaam bɔɔ-rí-sùt kɔ̌ɔng dtua-eeng dâi
- 声調: 高声 → 下降声 → 上昇声 → 低声 → 高声 → 低声 → 中声 → 高声 → 上昇声 → 高声 → 下降声
- 日本語: 彼は自分の無実を証明することができなかった。
- （補足）:
ไม่สามารถ (mâi sǎa-mâat)は「〜できない」、ความบริสุทธิ์ (kwaam bɔɔ-rí-sùt)は「無実、純粋さ」を意味します。
- タイ語: การทดลองนี้จะช่วย พิสูจน์ ทฤษฎีของเรา
- 発音（学習者向け）: gaan tót-lɔɔng níi jà chûai phí-sùut thít-sà-dii kɔ̌ɔng rao
- 声調: 中声 → 高声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 下降声 → 高声 → 低声 → 高声 → 低声 → 高声 → 中声
- 日本語: この実験は私たちの理論を証明するのに役立つだろう。
- （補足）:
การทดลอง (gaan tót-lɔɔng)は「実験」、ทฤษฎี (thít-sà-dii)は「理論」です。
- タイ語: เวลาจะเป็นเครื่อง พิสูจน์ ทุกอย่าง
- 発音（学習者向け）: wee-laa jà bpen khrʉ̂ang phí-sùut thúk-yàang
- 声調: 中声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 下降声 → 高声 → 低声 → 高声 → 下降声
- 日本語: 時間が全てを証明してくれるだろう。
- （補足）:
เวลา (wee-laa)は「時間」、เครื่อง (khrʉ̂ang)はここでは「手段、道具」のような意味で使われます。
- タイ語: คุณต้อง พิสูจน์ ให้เห็นว่าคุณคู่ควร
- 発音（学習者向け）: khun dtɔ̂ng phí-sùut hâi hěn wâa khun khûu-kuan
- 声調: 中声 → 下降声 → 高声 → 低声 → 下降声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 下降声
- 日本語: あなたは自分が相応しいことを証明しなければならない。
- （補足）:
ต้อง (dtɔ̂ng)は「〜しなければならない」、คู่ควร (khûu-kuan)は「相応しい、ふさわしい」を意味します。
- タイ語: เราพบหลักฐานที่ พิสูจน์ ความจริง
- 発音（学習者向け）: rao phóp làk-thǎan thîi phí-sùut kwaam jing
- 声調: 中声 → 下降声 → 下降声 → 下降声 → 高声 → 低声 → 中声 → 中声
- 日本語: 私たちは真実を証明する証拠を見つけた。
- （補足）:
หลักฐาน (làk-thǎan)は「証拠」、ความจริง (kwaam jing)は「真実」を意味します。
関連語・派生語
- ยืนยัน (yʉʉn-yan): 確認する、断言する。
พิสูจน์が客観的な証拠に基づく証明であるのに対し、こちらは「主張を固める」「確約する」というニュアンスが強いです。 - แสดง (sà-daeng): 示す、表現する。より広範な「見せる」行為で、
พิสูจน์のように真実性や正しさを伴うとは限りません。 - พิสูจน์ความจริง (phí-sùut kwaam jing): 真実を証明する（熟語的な表現）。
- บทพิสูจน์ (bòt phí-sùut): 証拠、実証、検証（名詞形）。
- หลักฐาน (làk-thǎan): 証拠。
พิสูจน์の際に用いられる対象となる言葉です。
よく使われる組み合わせ（コロケーション）
- พิสูจน์ ความจริง (phí-sùut kwaam jing): 真実を証明する
- พิสูจน์ ตัวเอง (phí-sùut dtua eeng): 自分を証明する、自分の実力を示す
- พิสูจน์ หลักฐาน (phí-sùut làk-thǎan): 証拠を検証する
- พิสูจน์ ทฤษฎี (phí-sùut thít-sà-dii): 理論を証明する
- พิสูจน์ ความบริสุทธิ์ (phí-sùut kwaam bɔɔ-rí-sùt): 無実を証明する
学習のヒントと注意点
- 覚え方: 「ピ（高声）スート（低声）」と声調込みでリズムを覚えるのが効果的です。特に、
พิの「ピー」はやや高めに、สูจน์の「スート」は低く下げるように意識しましょう。 - 発音の注意点:
พิ (phí): 「ピ」は息を強く出す無気音のพ (phɔɔ phaan)で、高声です。สูจน์ (sùut): ここが日本語話者が間違いやすいポイントです。ส (sɔ̌ɔ sʉ̌ʉa)は高子音字ですが、母音ู (uu)は長母音、末子音ต (dtɔɔ dtao)は死音（無声末子音）です。タイ語の声調規則により、「高子音字 + 長母音 + 死音」の組み合わせは低声になります。日本語の「スート」という感覚で発音すると、中声や上昇声になりがちなので注意が必要です。- 末子音
ต (dtɔɔ dtao)は日本語の「ト」のように破裂させず、舌先を上の歯茎の付け根に軽く当てて止め、音を出さないようにする「声門閉鎖音」に近い形で発音します。
- 使い方のポイント:
พิสูจน์は「証明する」という強い意味合いを持つため、単に「わかる」「知る」といった軽いニュアンスでは使われません。客観的な裏付けや確証が必要な状況で使うのが適切です。
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